インターネットブラウザを使用し、悪質な広告をクリックしてしまった場合や悪意のあるウェブサイトなどにアクセスしてしまった場合などに表示される詐欺の手法です。「Microsoftを語りパソコンがウイルスに感染しているから電話してくれればウイルス除去をします」という不安を煽るやり方ですね。
電話番号は0101という番号になっているのが特徴ですね。
今回は実際に弊社のお客様から相談を受けたので注意喚起としてWebサイトに残しておきます。
経緯
Microsoft Edgeを使用していたらこの画面が表示されたとのことでした。
業務中にこのような画面が急に表示されてしまったら怖いし焦りますね…
中には大音量で警告音が流れるタイプのwebページもあります。
今回はそうではなく、全画面で操作ができない系でした。
黒塗りしてありますが、アドレスIP?(IPアドレスの間違いですね)とISP(プロバイダー)は実際に使用しているIPアドレスとプロバイダー名でした。
これらはwebサイトにスクリプトなどを埋め込めば簡単に表示ができる項目ですが、細かいところまで作りこみしてありますね。
原因
リモート対応をご契約中のお客様だったのでリモート接続させていただき、パソコンを確認させていただいた所
とあるサイトにアクセスしたところ悪質なリダイレクト設定がかかっており自動的にこのようなwebサイトに飛ばされていました。
恐らくそのサイトが乗っ取られている、もしくは意図的に誘導しているのではないかと推測しました。
中には広告(悪質)をクリックしたらこのような画面が表示されるパターンもありますし悪意のあるアプリなどをインストールするとこのようなページに飛ばされたりする場合もあります。
対処法
表示されてからすぐに弊社に連絡いただいたので電話せずに済みました…本当に良かったです。
気軽にご連絡をしていただける関係を築けていたからこそ大事にはなりませんでした。
このような画面が表示されてしまった場合は下記のいずれかで対処可能です。
- キーボードの「ESC」を押して、全画面を解除しブラウザを終了する。
- Alt+F4でブラウザを強制終了させる。
- Ctrl+Alt+Delでタスクマネージャーから対象のブラウザを強制終了させる。
今回は念のため、ウイルスチェックをさせていただきました。
まとめ
ちなみに、気になる所は「電話したらどうなるの?」だと思います。
電話するとカタコトの日本語で「アナタノパソコンハウイルスニカンセンシテイマス」「オカネヲハラエバナオリマス」簡単にまとめるとこのような話をされてウイルスに感染しているかのような画面を見せ、駆除したような画面を見せてお金をだまし取る仕組みです。
今回はすぐにご連絡をいただけたので大事にならずに済みました。
手遅れになる前にご相談ください!